アラジンSeries25 ,デラックス 対転倒時消火装置付き
Ｐ２５００５１
１９７１年製
永いアラジンブルーフレームの歴史の中でわずか1年しか生産されなかったシリーズ25
１９７１年に対転倒消火装置(蓋降下式)を英国で開発、シリーズ25として発売しました。
シリーズ25の消火装置は、転倒時、傘を押し上げているフレームスプレッダを貫通するロッドが下に抜け、チムニー上部に吊ってある消火用の傘が落ちて芯、炎に蓋をして消火する仕組みになっています。
敷き皿を使用する場合は、２５型用に開発された真ん中に穴のある敷き皿を使用しないとロッドが抜けず転倒消火装置が機能しないため、敷き皿を外して使用するケースも多かったようです。
25型の消火装置は、転倒した場合のみ作動するので振動による消火機能は有りませんでした。その為、JIS規格の改訂にあわせ、振動で機能する耐震消火装置モデル32型にバトンタッチされました。
16型後期のモデルに良く似たシンプルなシルエットでキャリングハンドルが正面に取り付けられるのも25型のみの特徴です
【コンディション】
経年と使用によるチムニー、天板に多少ホーローのカケ、フレーム、薄い錆びが有りますが、半世紀近く前のストーブと考えると全体的に艶もあり良い風合いが出ていて好感が持てまです。
わずか１年しか生産されなっかった希少な逸品です。
グッドコンディション
芯は新品に交換済みです。
消耗部品も多数そろっておりますので、メンテナンスを繰り返すことで末永くお使いいただける商品です。
全高 約５４ｃｍ
天板（トッププレート）の直径 約２１ｃｍ
【スタンダード・デラックス】
スタンダードのグリーンに対し、白いカラーはデラックスタイプの特徴でS-39型まで継承されました。炎ののぞき窓が前後２箇所（スタンダードは1つ）に有り多方向から青い炎の揺らめきをお楽しみいただけます。
さらにデラックスバージョンは燃料タンクのフレームがクロームメッキ処理されており高級感が有ります。
39型よりスタンダード・デラックスの区別がなくなりグリーンとホワイトの色の違いにとどまり両者とも２枚窓・クロームメッキフレームとなります。
【古いストーブ探しています】
アラジンをはじめバーラー・パーフェクション・トヨストーブ・フジカ・日立等々、古いストーブ探しています。
ご家庭でご不要になった、あるいは壊れてしまったなど、倉庫や押入れで眠っているストーブが有りましたらご一報ください。
物によっては下取りや買取も可能です。
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