アラジンブルーフレームヒーター、シリーズ32
P320050
シリーズ32 1972年〜
1972年、振動にも作動する事を義務付けたJIS規格の改訂に対応する為、耐震消火装置スナッファーを搭載したシリーズ32が発売されました。
(シリーズ25の消火装置は振動では作動せず転倒時に対応した装置になります。)
1年間の生産期間でマイナーチェンジしており前期型はスナッファー方式で後期型は37型と同タイプの空気噴射式です。
【耐震消火装置のセット方法と仕組み】
ハンドルを持ち上げるとチムニー内部でスナッファーが持ち上がりフックに引っかかってセット完了、揺れを感知すると消火用のスナッファーが落ちて炎に覆い被さり消火するシンプルな仕組みになっています。
「スナッファー」とは、蝋燭の火を消すための(道具)蓋のことです。
【シリーズ32インプレッション】
32型は生産期間が僅か1年間の内にマイナーチェンジがあったことを考えると意外と前期、後期型共に生産台数が少なかったのは?と思います。
実際、32型が入荷してきても装置が外されたものが出てくることが多く
シリーズ32前期型コンプリート品はレア度が高く隠れた名機と言えます。
【コンディション】
トップカバーにホーローの欠け、タンクにペイントロス等ありますが雰囲気の良いエイジングで美観を大きく損なうものではありません。年代物の表情に好感が持てます。
耐震装置ユニットのスナッファーが欠品してますが、仕様に問題はありません。耐震装置のついていないシリーズ15.16と同様のシンプルな操作性でとても扱い易いです。
清掃・分解調整済です。
新品の芯に交換済みしていますので安心してお使い頂けます。
消耗部品も多数そろっておりますので、メンテナンスを繰り返すことで末永くお使いいただける商品です。
全高 約54cm
天板(トップカバー)の直径 約21cm
【スタンダード・デラックス】
スタンダードのグリーンに対し、白いカラーはデラックスタイプの特徴でS-39型まで継承されました。炎ののぞき窓が前後2箇所(スタンダードは1つ)に有り多方向から青い炎の揺らめきをお楽しみいただけます。
さらにデラックスバージョンは燃料タンクのフレームがクロームメッキ処理されており高級感が有ります。
39型よりスタンダード・デラックスの区別がなくなりグリーンとホワイトの色の違いにとどまり両者とも2枚窓・クロームメッキフレームとなります。
【古いストーブ探しています】
アラジンをはじめバーラー・パーフェクション・トヨストーブ・フジカ・日立等々、古いストーブ探しています。
ご家庭でご不要になった、あるいは壊れてしまったなど、倉庫や押入れで眠っているストーブが有りましたらご一報ください。
物によっては下取りや買取も可能です。
又、修理やメンテナンスでお悩みの方もご相談ください。
【送料について】
※全国一律 1600円ですが、北海道、沖縄、その他離島は、送料着払いで発送します。
【商品到着後、使用前の注意事項】
※発送前、極力、タンクから灯油を抜いていますがタンクの形状によっては稀に灯油がタンクに残っている場合があります。
※火災の原因になりますので梱包材を全て取り除いてから点火して下さい。
※不完全燃焼の原因になりますのでタンクに灯油を入れたから30分程度、芯と灯油を馴染ませてから点火して下さい。